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04/15 TUE : 女子高生コンクリート詰め殺人事件概要 |
| 昭和から平成へと世が移り変わろうというころ、数ある日本犯罪史上のなかでも類まれなるその極悪犯罪は、当時の社会を震撼させ、多く人の心へ深く傷をのこした。 被害者と遺族の無念の様は筆舌につくしがたい。 また当時加害者グループが少年であったことから、被害者が受けた精神的、肉体的な被害と比べると刑罰は軽すぎる、という印象のものにどまった。 公判資料によると強姦に関わった者は少なくとも 10 人、この事件のことを知っていた者は推定 100 人にものぼるという。 その誰しもが警察へ通報をおこなわなかった。 帰宅途中の被害者を主犯格がだまし強姦。 さらに加害者のうちのひとりの自宅へつれこみ複数によって強姦。 そして 41 日間にわたる監禁を強いた。 その間ほとんど連日殴る蹴るなどの暴行をくわえ、身体にジョッポオイルをたらし火をつけ精神的にも肉体的にも衰弱させて陵辱の限りを尽くした。 無残にも変わり果てた姿となった少女の亡骸は、ドラム缶の中へ押しやられコンクリート詰めにして捨てられた。 発見当初、頭髪はほとんどなかったという、想像を絶するストレスのあまりとっくに抜け落ちていた。 また、顔面は頬が鼻の高さまでふくれあがり、目の位置がかわっていたという。顔中に蝋燭のロウが垂らされていた。 皮下脂肪の厚さは通常の 6 割程度で栄養失調状態。全身に殴打による浮腫があり、死因は外傷性ショックまたは胃の内容物を吐いたことによる窒息死とされた。 膣内からはドリンクのビンが検出された。 事件現場には血痕が天井まで飛び散っている有様で、これは口や鼻から血を流しているところをさらに殴る蹴るの暴行をくわえなければつく由もない。 被害者は何の咎もない女子高校生。 ひとりの少女を少年たちはよってたかって、おもちゃにして捨てた。 「かわいそうだとは思わなかった」と、いう。 事件が発覚した当時、1,989 年の報道では実名報道や少年法についてとりだたされていた。 当時の報道によると少女は、非行グループの一員であったとか、手帳に男性の電話番号が複数かかれていたとか、監禁遊びがいつしか取り返しのつかないことになったとか、そういった認識を社会へあたえてしまった。 しかし実態があかるみになり、実際は拉致だったということが発覚する。 加害者たちは少年法の保護によって実名の公開はさけられてきたが、被害者はプラバシーも公開される状態で、さながら物あつかいだった。 それから歳月は過ぎ、主犯格をのぞいた共犯者はすべて出所済みであり、また後 5 年も経てば主犯格も出所することになる。 事件のその後をおったインタビューが 2,000 年、「12 年目の証言」と題してニュースステーションによって放送された。 少年法改正の日にともなってのものだが、加害者グループのひとりだった者が淡々とした語り口調で当時の様子を語る。 今は結婚して子もいるとのことだ、大きくなったときに話しきかせるという。 視聴者から番組への批判があいついだ。 2,000 年 11 月 29 日、刑事処分の対象年齢を「16歳以上」から「14歳以上」に引き下げるなどの厳罰化を柱とする改正少年法が可決、成立した。 これが世に言う「女子高生コンクリート詰め殺人事件」と、その後である。 なお、事件の詳細については以下の外部 Web サイトが詳しい。 ■[裁判所]高等裁判所判例集 H 3. 7.12 東京高裁 平成2う1058 猥褻誘拐・略取、監禁、強姦、殺人等被告事件 ■[教育学]事件から生育歴を考える(2) 女子高校生監禁殺人事件 ■[若年齢層の犯罪と社会環境の因果関係うんぬん]コンクリ事件1 ■[若年齢層の犯罪と社会環境の因果関係うんぬん]コンクリ事件2 |
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First Update 04/24/2003
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