Pocket PC
の画面の中で最上部にあるナビゲーションバーには、ソフトウェアを起動すると「X」のマークが画面の右上に表示されるようになっています。
パソコンの Windows XP
などの操作方法では「X」をマウスでクリックすることで、ソフトウェアを終了することができましたが、Pocket
PC の場合には「X」をスタイラスでタップすることでソフトウェアをいったんバックグランド(画面の裏側)へ退避する動作がおこなわれます。
これは Windows XP
でいうところの最小化のような動作です。
Pocket PC はマルチタスク(複数のソフトウェアを同時に実行すること)ですがシングルウィンドウ(一度に画面に表示できるソフトウェアは基本的にひとつだけ)です。
このためナビゲーションバーの「X」をタップすることで、作業の必要のないソフトウェアをバックグランドに退避させ、操作したいソフトウェアをフォアグランド(画面の表側)に表示を切り替えて操作を行います。
Pocket PC
ではメモリをデータ記憶用とプログラム実行用にわけて管理されています。
多くのソフトウェアを実行したままの状態にしておくと、動作が遅くなるなど不安定になりがちです。
いったん実行したソフトウェアを終了せず切り替える方式を
Pocket PC
が採用しているのは、ソフトウェアを起動するよりも切り替えて使うほうが素早くソフトウェアを使える点と、ソフトウェアの間での連携や同時実行が行えるなどの利点があり、たとえば音楽を聴きながらメモをとるといったことが可能です。
パソコンの Windows XP と Pocket PC
を操作する感覚が異なる部分ですので、よく覚えておいてください。
また、タスクスイッチャーやタスクユーティリティというソフトウェアを使用することによって、ソフトウェアの切り替えや終了が簡単に行えるようになりますので、探してみてください。