PocketPC FAN
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INDEX ■はじめに ■CE3.0 ■CE2.11 ■CE2.0 ■CE1.01 ■あとがき ■はじめに 外出時での使用用途、モバイルとして便利に活用のできる Pocket PC。座っていても立っていても使いたい時にさっと取り出して、すぐまたポケットの中へしまうことができる携帯情報端末。そんな Pocket PC がたどってきた道を解説します。まず Pocket PC を理解するうえで必須となるのは Windows CE という存在で、Pocket PC = Windows CE と考えていただけるとこれから先、読み進んでいきやすくなると思います。Pocket PC に代表される Windows CE の名称とその機能は複雑になっていて Windows CE のもっとも基本となるカーネルのバージョンとは別に、搭載製品向けにカスタマイズされた Pocket PC や HandHeld PC などがあります。Pocket PC とは実際的には Windows CE (以下 CE)という、製品を制御する基本ソフト(以下OS = Operetion System) のうちの 1 つであり、その通称のようなものです。正式にはMicrosoft Windows Powerd PocketPC といいます。この OS は Microsoft がパソコンや汎用機向けに開発を続けてきた Windows 9x 系統( 1.0 〜 3.1 /95 / 98 / ME ) や、Windows NT 系統(NT 1.0 〜 4.0 / 2000 / XP) とは、また違う開発思想と方向性をもって生まれてきました。搭載製品の目的や用途によってさまざまに姿を変えてきました。パソコンに搭載されてきた Windows のノウハウとテクノロジーを駆使してつくられた Microsoft のまったく新しい OS である WindowsCE と PocketPC の歴史をさかのぼってみましょう。 ■CE3.0 大きくわけてPocket PC と Handheld PC 2000 という 2 系統のものがあります。Windows Media Plyer を実装し MP3 や WMA などの音楽も楽しめるようになりました。Palm-sizePC から名称の変更された Pocket PC では装いも新たに、操作の中心となるタスクバーを画面の上に配置するなど使いやすく進化し、これまでのPalm-sizePC とは一線を課す存在としてデビューをかざりました。CE 市場初参入の東芝から GENIO-e という CF / SD の2 スロット搭載で薄型軽量機が発売され話題になりました。各社特徴的で魅力的な製品を投入し、新たな携帯端末として CE 市場を確立するにいたり雑誌でも多くとりあげられるようになりました。2001 年秋登場の Pocket PC 2002 は Windows CE 3.0 というバージョンです。Windows XP のような操作画面(GUI) になりました。これまでパソコンの補助機として進化してきた CE ですが、ついに PocketPC という分野が確立され一般の方からも注目されるようになってきました。高性能化され PocketPC 単体でもできることが広がり、また Windows XP と組み合わせて使うことによってこれまでのものとはすべてが一新されたデバイスとして進化しました。パソコンとくらべて小機能だった暗いイメージから、省機能という使用法や目的のはっきりしたものになりました。PocketPC の例外的な存在として、CASSIOPEIA l'agenda というモデルがあります。OS は PocketPC と同系統の CE 3.0 を元としたものとなっていますが、PocketPC とは若干異なる仕様のもので、それを基に CASIO によって手のくわえられた独自仕様となっているようです。基本的に PocketPC のソフトは動きません。ただ同じ CE をつかっていることからソフトの移植などが容易に行えます。 ■CE2.11 CASSIOPEIA E-500 はその前のバージョン CE 2.11 となっていて、Palm-sizePC はこのバージョンのもので終わりをむかえます。このバージョンのもう 1 系統は Handheld PC Pro 3.0 となっていました。Handheld モデルのソフトが進化してパソコンのデータをほとんどそのまま持ち歩くことができるようになりました。CE が一般の人にも少しずつ知られはじめます。NTT DoCoMo のシグマリオンが代表的で人気の高い製品でした。 ■CE2.0 さらに前、C E2.0 ここからが PocketPC の基となる Palm-sizePC の登場となります。もう 1 系統は Handheld PC でした。CE1.0 での反省もふまえての登場で内臓ソフトのバージョンもアップされ、より扱いやすくなりましたがパソコンとのギャップを感じてしまい、まだ一般の人向けとまではいかず取り上げる雑誌なども少ない状態でした。フリーソフトなどの開発者あたくさん増えてできることの幅は増えてきました。 ■CE1.01 そして CE 1.01 …このバージョンでは Handheld PC の 1 本でした。Pocket PC や他の CE 系 OS の出発地点となっています。記念すべき世界初の CE 機は CASIO 製 CASSIOPEIA A-10 でした。PC Companion というパソコンの補助機という位置づけでの登場でした。Windows 95 と似た操作画面で Windows 搭載パソコンを使った人ならすぐに使うことができるという売り文句でした。パソコンとよく似てはいても、できることに制限が多くどちらかというとマニア向けでした。 ■あとがき こんなふうにして PocketPC は進化をとげてきました。PocketPC はモバイルや PDA という電子手帳を進化させたようなジャンルの製品ですが、WindowsCE はもともと組み込み型の Embedded Type OS で、読み出し専用記憶装置 = ROM(Read Only Memory) に焼き付けて製品の制御を行うソフトウェアとして設計されたものです。これまで紹介してきた代表的な PocketPC と HandheldPC の他にもカーナビや自動販売機、ゲーム機や携帯電話など何百という種類の製品を動かしてきました。CE 3.0 の後期からは ROM からFlashMemory という書き換え可能な記憶装置に焼付けを行われるようになって OS のバージョンアップにも簡単に対応できるようになりました。それを利用して WindowsCE のかわりに Linux など別の OS を焼き付けて使用するというような人もいるくらいです。これから PocketPC はどのように進化していくのでしょうか。携帯電話もどんどん進化してきています。個人情報管理や豊かなサウンドを再生したり、メモリーカードでデータの書き換えをおこなえたりと、新機種が登場するたびにびっくりさせられます。将来的に進化した携帯電話は PocketPC よりも便利に使えるようになるのかもしれません。しかし PocketPC には携帯電話にはない大きな画面やパソコンとの親和性の高さなどの魅力と強みを持っています。今後、薄型化・軽量化がされ PocketPC はひょっとすると CardPC になるかもしれません。Wさらなる高性能化や高速通信によって、計画されているモバイルブロードバンドによって、いつでもどこでも 映画配信などのサービスを快適に受けることのできるユビキタスプラットフォームの主役になるのか。WindowsXP Embedded や Mobile Linux など強力なライバルの登場も今後行われることでしょう。さあ、どうなるどうする PocketPC 。今後どんなふうに姿を変えていってくれるのか、楽しみでしかたありません。 2001.11.23 PocketPC FAN ※ Pocekt PC は Microsoft Windows Powerd Pocket PC の略称です。※ Palm-sizePC は Microsoft Windows CE for the Palm-sizePC の略称です。※Handheld PC 2000 は Microsoft Windows CE for Handheld PC 2000 の略称です。※Handheld PC 3.0 は Microsoft Windows for Handheld PC Proffesional Edition 3.0 の略です。※Windows XP は Microsoft Windows XP の略です。※Microsoft、Windows は米国 Microsoft Coporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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(C)2001-2002 PocketPC FAN |
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